民族の違い

 
最近は外出が多くて、なかなかPCの前で腰を落ち着けることができない。
意外なところで「見てるよ」と言われることも多く、ブログが近況報告になってるみたい。
書きたい事は山ほどあるのですが….。広島の喫茶店から久しぶりに更新してます。
 
 
最近のマイブーム(?)は文化と宗教の関係だ
 
日本はほぼ単一民族で(厳密に言うと違うけど)、みな大体同じような価値観を持っている。
食べ物の好みからして全く違う。時々日本人にとっては「理解しがたい味」にも出くわす。
海外に行く度「こんなにも好みや考え方が違うんだぁ..」と驚かされる。
 
人間の価値観を形成する上で大きな役割を果たしているのは宗教なんだ…と改めて思う。
 
世界中で起こっている紛争は、ほとんどは民族、そして宗教の違いによるものだ。そこに先進諸国が利権を巡って火に油を注ぐから争いが大きくなる。戦争の原因を突き詰めていくと、必ずそこには「思想を巡る争い」がある。
 
人間の中で宗教は「OS」の役割を果たしているものだと思う。
物事を判断する上での根本的な価値観=思想.。海外では「お前の宗教は?」と聞かれることも多い。宗教の元は昔の伝説だったり神話だったりするので、何が正しいか証明できないからややこしい。だから教義を巡って争いも起こる。
 
アメリカと中東の戦争は、キリスト教とイスラム教の「宗教戦争」だとも言われる。
最近はテロリズムの裏側にイスラム過激派の話が出てくることが多い。気になってイスラム教の教義や世界観をちょっと勉強してみたら、自分達の思想とは余りにもかけ離れていることに驚いた。
プロトコルもOSも違うのに、どうやってコミュニケーションしたらいいんだろう? ….と。
お互いの違いは認めることができると思うけど、ここまで信じるものが違うと、心の深い所まで理解して友達になれるのかなぁ…と思った。
 
近年はイスラム教徒が各国でどんどん増えている。実際レバノンのようにキリスト教徒とイスラム教徒の数が逆転したことで力関係が変わって、それが内紛の原因になった例もある。
実は日本人が当然だと思っていた価値観は、近い将来「マイナーな考え方」になるかもしれない。
正直、ちょっと怖くなった。
 
かつてないほどのグローバル化で、日本にも外国人の流入が加速する。
既に日本人の20人に一人は国際結婚だし、これから毎年100万人単位で外国人の流入も始まる。鎖国が解かれたのは100年以上も前だけど、本当の意味で他民族との違いを意識するのはこれからだろう…。
 
日本にいると宗教なんてあまり意識しないけど、根底には仏教や武士道的なもの思想の根底に流れている。ただ周りがみな似たような価値観を持っているから、それが当たり前過ぎて、普段は特に意識しなかっただけだ。
 
同じような民族で、同じようなモノを食って、同じような価値観を共有しながら生活してるのって幸せだなぁ….と思う。日本が平和な理由は、実はこんな普通のことにあるんだろう。
 
急いで書いたので、あまりまとまりの無い文章でスイマセン。
 
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