1.5食で済む?

 
ダイエット継続中。
1週間で約3kg減った。元々が結構あるので最初は落ちるのが早い。
 
適度な運動と食事のカロリーに気をつける。
あと決して無理しない。欲望には素直に"くじける"ようにしている。
ストレスを溜めると反動が出るので、タガが外れないように気をつけている。
 
 
改めて考えると、カロリーの高いものほど手間も掛からず、値段が安い。
「カロリーが高い」というのはあまり正確じゃないかも。
単純なカロリーの高さ」より「摂取のしやすさ」の方が大事かも…と思ったりする。
 
食べ物の歴史はカロリー追求の歴史だ。
より高いカロリーのもの、やわらかく、小さく、摂取しやすいもの…..。
例えば、玄米より米、米より小麦粉(=パン)
全粒よりひいた粉の方が消化吸収がいいんだろうなぁ…というのは素人にも分かる。
 
以前あるお医者さんから、「ジュースが一番太る」というのを聞いたこと。
アメリカにいるとオレンジは今や食べるものというより「飲むもの」。ほとんど水代わりだ。
同じ量ならきっとジュースの方が太るんだろうな。
アメリカ人に肥満が多いのはそんなことも原因になっているのかも。
 
 
自分で作ってみると、普通のものを作ろうとすると恐ろしく手間が掛かることに改めて気づく。
特に和食はそうだし、例えば油抜きにしてもその一手間が意外と大変だったりする。
今や低カロリーのものを食べる方が大変なんだな
 
技術がどんどん発達して、安価な食料が大量生産できるようになった。
高カロリーな食物が増えた上に、さらに消化吸収のしやすいものが増えた。
しかもライフスタイルが変わって外食する機会も増えている。
 
 
生活の中でなんとなく昼が来たら昼食、夜になったら夕ゴハンを食べてる。
でも今の標準メニューから考えると、普通に食べてたらどうやったってカロリーオーバーになる。
量を半分にするとかできるけど、出されたものを残すのはイマイチ抵抗があるし…。
 
時代が変わっても、人間の体はそうは急には変わらない訳で….。
高カロリー×摂取のしやすさ、を両方考えると、実は1.5食くらいで丁度いいのかも。
時間が来たら習慣でなんとなく3食食べてることがそもそも問題なのかも。
 
 
もうひとつ気がついたのは、空腹には2種類あるっていうことだ。
肉体的にお腹が空いている時、そして心が空腹な時だ。
 
自分の体の声を素直に聞きながら食事のタイミングを調整していると、朝少し食べたら、夕方まで体はあまりお腹が空かないことに気づく。
その間何か食べたくなる時って、欲しがっているのは「気持ち」であることの方が多い。
「口が寂しい」「目が欲しがる」ってヤツですね。
 
食事は必要なカロリーを取るというだけではなく、心を満たすという役割も大きい。
ストレスとか生活習慣とかいろいろだろうけど、そういう満たされない気持ちが過度な摂食の原因になっているのかなぁ….という気がしている。現代はストレスが多いしね。
 
 
うまくいくか分からないけど、僕は体の声と心の声を素直に聞いてみようと思っている。
常識からは外れるかもしれないけど、お腹が空いたときに1日1食とか1.5食。
時間に拘らず、体が欲しがっている時は普通に食べて、心が欲しがっている時は甘いものとか「満足感」が高いものを採る。そうやってどちらも飢えないようにコントロールできるかやってみたい。
 
うまくいったら報告します。
 
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