社長の役割

 
もう週末。時間が経つのは本当にあっと言う間だ。
今日も広島の喫茶店でプログを書いています。
 
 
最近「社長とというは企業の心臓なんだなぁ…」とつくづく感じる。
車で例えれば、動力を生み出す「エンジン」だな….。
ありふれた表現かもしれないけど、改めてそう思う。
 
先週、日本リガメントの田中社長とお会いする機会があった。
名古屋を中心にBPOからフラワーショップまで幅広くビジネスを展開されている。
田中さんはお会いする度にますますエネルギッシュになっていく。
仕事が楽しくて仕方ない、自分が信じるものを実現したい!というものすごい「気」が伝わってくる。
 
広島・桜井機械の社長も、普段はとても穏やかな方なのに、ここぞという時に発揮するエネルギーはすごいものがある。強い想い、執念みたいなものが伝わってくる。高齢の小さい体から、周りを圧倒するような「気」を発散する。
 
社長は世の中でやりたいという「意思」があるから、それを実現する手段として会社を作る。
当たり前のことだけど、これが会社の原点だ。
だから社長と呼ばれる人達は、会う人会う人に「自分の想い」を言葉にして伝えようとする。
それが誰でもわかるように明確な形にしたものは会社の「ビジョン」になる。
ビジョンは会社の原点であり、だからとても大事なんだ。
 
社長の思いは「血」となって社員や周囲の人々に流れ込み、その力が会社を動かす。
だから成長する創業社長からは「気」や「オーラ」を感じる。
想いは強ければ強いぼど会社は強くなり、やがて大きく広がっていく。
その想いが純粋で、誠実で、大儀がある(社会的意義がつあること)ほどより伝わりやすい。
 
会社を物理的に動かすものが「お金」、そして精神的に動かしているのは「気」。
この2つが揃えば、会社はちゃんと回る。
会社の力を評価する時、この2つの軸はすごく大きな判断材料だ。
技術が商品がどうとか、ビジネスモデルがどうの….なんて、実はどうでもいいことだ。
(こんなことを言っちゃうと「ビジネスプランナー」失業だな….)
 
 
単なるサラリーマン社長はなぜダメか?
…..組織が心不全を起こしたりしてないかい?
技術や商品がいいのになぜ売れないか?
…..その「想い」を持った人がいるのかい?
 
時代が変わっても、ビジネスを動かすのは「人」であることは変わらない。 
 
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