素材の味

 
最近、食べ物にとても気をつかっている。
コンビニなどでカロリー表示を確認すると、怖くて食べられなくなる。
 
だって菓子パン一つで軽く500kcalですよ。
ちょっとボリュームのある弁当だと軽く800kcalオーバー。
1日のカロリー摂取は2000-2500kcalが目安だっていうのに…。
 
気にしなかった頃は、弁当+オカズ+デザートのフルコースだった。
夜中に菓子パン3個くらいパクついたり….。
今考えると、よく体が持ったなぁ…と思う。
 
 
その一方、和食って本当によく考えられてるなぁ…と改めて感心してる。
野菜中心でカロリーが低いのはもちろん。
特に幕の内弁当なんて、いろんなモノを少しづつバランスよく摂れる。
海外のメシは一点ドカ喰い、基本はプレート単位だもん。
 
昔は見向きもしなかったのに、最近は良さげな幕の内を見ると萌える。(笑)
 
 
和食中心になって最近見直してたのが、果物や野菜そのものの味。
加工食品をあまり食べなくなって、素材の味に敏感になったんだろうな….。
 
最近は果物をそのまま食べる事はめっきり少なくなっていた。
でもカロリーを考えるようになって、好んで食べるようなった。
旬の柿とか梨とか、本当においしいなぁ…と再発見。
皮をむくの面倒くさがったりしちゃいけないね….。
 
 
もうひとつ気づいたこと。 
安くて美味しそうなものほど、カロリーが異様に高いことだ。
 
典型的なのがスナック菓子。
一袋で800kcalとかあるんだもん。
こんなの毎日食べてるアメリカ人が"尋常じゃない体型"になるのも納得…。
 
 
アメリカでは、肥満の元になる食品の規制が始まっている。
最初の槍玉は、肥満や心臓病との関連が指摘されている「トランス脂肪酸」が多い調理油だ。
「肥満と病気を引き起こす食事をそうと知りながら供給した」と、既に提訴されてる例もある。
対象はマクドナルド、バーガー・キング、ウエンディ、ケンタッキー・フライド・チキンなどだ。
 
確かにカロリー表示は書いてあるけど、気にしていない人がほとんどだろう。
スナック菓子などは習慣化してる人も多いので、ある意味「中毒」と同じ。
 
こういう健康被害のツケは保険=社会全体にツケを負わせている訳で…。
健康保険が破綻寸前の中で、10年後もこのまま放置されるとは考えにくい。
ファーストフードやスナック菓子など、いわゆる「ジャンクフード」は相当風当たりが強くなるだろう。
下手するとタバコ業界並みの「悪者」になるかも….。
 
 
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