米国債、史上初のマイナス金利へ

今日ニュースで「米国の短期国債(TB)がマイナス金利を記録した」と聞いてビックリした。
1ヶ月モノのTBは0.00%、 3ヶ月物のTBは一時的ながらマイナス0.01%~マイナス0.02%を記録したとのこと。

金利がマイナスという世界。
例えば-1%なら、100万円を貯金(もしくは債権を買えば)、満期後は99万円になって返ってくるという意味だ。
そんなアホな….。

タンス預金で現金で持っていた方が目減りしない分まだマシじゃないの?….と思うのが普通の感覚。
でも金融取引の世界ではちょっと違うらしい。

TBは満期までの期間も短く、金利変動も受けにくい。
(例え金利がマイナスであろうとも)、キャッシュポジションより債権を買って置いた方がいいという判断が働いているらしい。
株価が下がっていてデフレ傾向が進む→相対的にモノ(債券もモノ)の価格は上昇する→だから表面金利はマイナスでも後々の市場取引価格では実質的に損はしない…。
という感じらしいんだけど…..。正直良くわかんないです。(笑)

「未来予測レポート」を書いている時、「このまま超低金利が続いたらひょっとしてマイナスになるかも?」という仮説はあった。
でもそれは手数料の関係とかで実質的にはマイナス、という状況はあるかな….と思った程度で。
まさかなぁ….と思った事が現実に起こってしまった。

米国の金融危機にしてもそうだけど、現実は想像を上回る、と改めて思い知らされた。

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